林 修さんの『受験必要論』は読むべき名著!って話


私立中学の入試も一段落ついたところだし、ちょっと受験のことについて書いてみようか。
まぁ、中学から受験して私立に行くことが良い事なのか、それほど良くないことなのか、って話は置いておくぞ。現実に私立の中学ってのは存在してるんだし、毎年、多くの子供が受験してるのは紛れもない事実だからな、それだけ「行きたい」って親子が居ることは否定できないだろ。そういう親子が居るおかげで、オレの仕事も成り立ってるんだし・・・。


 

三重県なんかでも多くの私立中学校が有るんだけどね。
天下の高田中学校をはじめとして、鈴鹿中学校三重中学校暁中学校セントヨゼフ女子学園皇學館中学校・・・。それぞれ学校のカラーも有るし、それなりにステータスも有るんだけどね。
ちょっと考えてみたんだけど、
オレに子供が居たら、公立or私立、どちらに行かせるか?
まぁ、本人の希望も有るだろうけど、オレとしては・・・
私立に行かせたい!
いろいろとメリットデメリットは有るんだけど、両方を天秤にかけた場合、メリットの方が大きいように思ってるからだ。
まず、中学受験を通過してる事で、「似たようなレベル」の生徒が多い。
公立のように「凄くデキる子」も居るけど、「とてつもない底辺」も居る・・・こういう事が無い。中学生の頃なんて周りの友達に影響されることも多々あるからな、親としては同じような子が多くいる環境で勉強させたい。
それに教師の質の問題。
オレが言うのもアレだけど、平均して、確実に私立の教師の方が質が高い。
公立と違って異動も少ないので、そういう教師に高校卒業まで指導してもらえる。見守ってもらえるって事だ。
私立の場合は、「建学の精神」「教育の理念」がしっかりしてる所も多いから、子供に合う学校なら、ステキな学校生活がおくれる。
大学まで行く事を考えると、私立の方が明らかに有利。
中学3年間で高校の1年までの教科書を終える、高校2年の段階では、高校3年間の教科書は終わってる、あとは大学受験に向けての準備だ。それだけ密度も濃いし、進度も速いってことだけど、これはデメリットでもあるな。私立の中高一貫校で一度落ちこぼれると、なかなか挽回は出来ない。子供にとっては「地獄の6年間」になるかもしれない。
まっ、メリットデメリット有るけどな。

別に大学に行く事が全てに優先するゴールだなんて思ってないぞ。
大学なんか行ってもロクな人間になってない人も多いし、大学に行ってなくてもちゃんと日々の生活を楽しんでる人はいくらでも居る。
オレの父親なんか・・・
中学校卒だぞ!ww
高校も行ってない。中学を卒業してから、造船所の工員さんになって、それ以来、ず~っと工員さんのままで人生を終えたからな。
母親は高校は行ってるけど・・・
中退!ww
今の言葉で言うと、地域でも有名なヤンキーだったらしいw
そんな両親でも、ちゃんと子育てしてる!もちろんオレ本人の自覚もあったけどなww
よく居るでしょ、自分の努力不足を棚に上げて何でもかんでも環境のせいにする人
親が悪いからオレはこうなった環境が悪いからオレの能力が出せない・・・なんて言う人ね。
そういう人間は大嫌いだ!
置かれてる環境の中で最善を尽くす、ってのが大事だろ。
反対に、こういう子も居る。両親も子供に理解があって、環境も申し分ないのに、その環境にあぐらをかいて何もしない子・・・。何も努力しない子だ。
そういう人間も大嫌いだ!
でね、中学卒の父と高校中退の母に育てられたオレだけど、小~中~高と公立に行ったわけ。大学だけは私立に行って親に負担をかけたけどな(涙)
そんなオレが、受験生とかその親にいつも勧めてる本を一冊だけ紹介してみようか。

これだけどね・・・。
osamuhayashi1801a
「今でしょ!」で有名な林 修さんの『受験必要論』だ。
この人、オレと同年代だけど、良い事言ってるんだよね。
あれだよ、この本では「大学に行くことが唯一の善」なんてことは一言も書かれてないぞ。
書かれてるのは、大学に行く事の意味受験する事の意味だ。勉強への取り組み方なんかも書かれてる。ちょっと目次から抜粋してみると、

  • 受験とは特権的なことである
  • ゆとり教育にするくらいなら、むしろ詰め込み教育の方がマシ
  • 16~18歳で一つのことに打ち込むのは大切だ
  • 受験勉強をする目的とは何か
  • 上位層が常に受かる日本の入試は公平だ
  • なぜ人は学歴を気にするのか
  • 受験にはフライングもスピード違反もない
  • 授業は『商品』。品質管理に万全を尽くすだけ
  • 友達は少なくていい

・・・・・・
なかなか面白そうでしょ。
この本の中で、「俺は勉強が出来る。お前は美味い寿司が握れる」って一節が有るんだけど、ここは生きていく上での一つの指針みたいなものを示してると思ってる。これはけっこう深いんだよなぁ。
「受験勉強なんか社会に出て役に立たない」って声も多いけど、林 修さんが言ってるのは「役に立つ勉強のしかたをやってこなかったのではないか」って事。
そりゃ普通に考えて、因数分解だのが出来ても社会で生きていく上では因数分解は必要ないし、フランス革命が何年の出来事なのか知らなくても困ることは無い。
要は「役に立つ」勉強の仕方って事だ。
毎年、ウチに来てる親子にはこの本を読ませてるけど、概ね好評だな。

何のために大学に行くのか?って問いに、答えられる子は少ない。
オレだって、高校生の頃に聞かれたら、まともに答えられなかったハズだ。
まわりが行くから大学生になって遊びたいから、なんて答えてたハズだ(涙)
そういう子にこそ、この本を読んでほしいと思ってる。
オレも高校生の頃にこの本を読んでたら、少しは違う進路に進んでたかもな・・・って思うのだ。
医者になるため、弁護士やら検事になるため、視野を広げるため、将来の選択肢を増やすため等々、大学に行く目的もいろいろ有るだろうけど、一番大切な事は、この本の冒頭に書かれてる。
受験とは特権的なことである!
そんな特権を享受できる環境にあるなら・・・
ベストを尽くすべき!
だと思ってるぞ。
juken1801ab

文庫本の背表紙からの引用~

テレビでお馴染みの予備校講師・林 修先生が、「受験」の利点も欠点も包み隠さずお教えします。ガリ勉せずとも最難関の東大に現役合格した「林 修式勉強法」も満載。受験勉強は社会に出たら役に立たないかもしれない。けれど、やり方一つで社会を生き抜く上で不可欠な「考える力」を高める。「受験」に関わる全ての人、そして受験を終えた大学生や社会人にもタメになる林 修からの熱きメッセージ。


 

いつものバイト君の下書きチェックだ。

バイト君:この本はたしかに名著!

だろ!?
目的意識のない勉強ほど無意味でつまらないものは無いのだ。
恵まれた環境にあぐらをかいて、何も努力しない奴は大嫌いだ!

バイト君:なんで僕に怒るんですか!
興奮しすぎ・・・

お前、ノホホンとしてるからだわ

バイト君:・・・・・・
頭の中、肉欲だらけの人に言われたくない!(怒)

・・・・・・


 

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