今朝の新聞に出てた記事で、ちょっと気になる事があった。
フランスの大統領やら北の将軍様の話じゃないぞ。
きわめて文化的な記事なんだけどね。
こういう記事だ・・・。
バイオリンでストラディバリウスなんて言うと、名器中の名器だ。
日本が江戸時代の初期の頃に、イタリアで活躍した職人さんだけどね、アントニオ・ストラディバリって人が製作したバイオリンはストラディバリウスの名前で今も伝説の名器。現存するのは世界に500ぐらい、買うとなると数億円はする、って言われてるんだけど、この記事で書かれてるのは・・・
聴衆は、ストラディバリウスよりも現代製のバイオリンの音を好む
って実験結果を書いてるわけ。
実際に聴き比べてないし、素人のオレが聴いても大して違いも解らないだろうけど、なかなか興味深い結果なのだ。
でね、気になった文章ってのが、これなんだけどね・・・
ストラディバリウス3丁と現代のバイオリン3丁を、演奏者にはどちらのバイオリンかわからないようにしてソロで弾いてもらい、どちらの音色がよく響くかなどを、聴衆が評価した。
え!?
3丁・・・!?
バイオリンを数える時って、丁で数えるのか!
これが一番、気になったんだよな。
丁って、なんか豆腐みたいやんか。
たしかに、バイオリンのイメージ的に、一台、二台・・・なんて数え方はしないような気がするけど、まさか丁とは・・・。
ピアノなんかはデカいし、一台、二台・・・でも良さそうな気もするけど、バイオリンだからなぁ。
一個、二個・・・これじゃ子供が数えてるみたいな感じだし・・・。
って事で、今回は物の数え方を調べてみたぞ。
オレが気になったものだけだけどね。
さすが日本語!
いろんな数え方があるな。
中学生レベルの英語だと、sを付けて複数形なんて覚えてたけど、うん、日本語は素晴らしいね。
モノの数え方一つにしても、言葉に奥行きがあるわ。
間違えやすいところなんかだと、
俳句は、一句、二句・・・
和歌は、一首、二首・・・
この辺りは、受験生は常識として知っておいて欲しいと思うのだ。
そうそう、小学校の時に習ったけど、ウサギの数え方ね、ウサギは、一羽、二羽・・・。
鳥と同じ!
これ、小学生のオレにはチョットした衝撃だったぞww
あと、山なんてのは、いろんな数え方があったような気がする。
座、峰、岳、脈、連・・・これぐらい?
この違いも習ったような気がするけど、忘れた・・・。
でね、こちらのサイトで、いろいろ見てたんだけど、気になってたバイオリン、確かに丁って記載されてるわ。他に一本、二本・・・って数え方もあるみたいだ。
どこで使い分けるんだ?(涙)
他の楽器の数え方も見てみたぞ。
木管楽器は、一管、二管・・・
金管楽器は、一本、二本・・・
う~ん、木管と金管で違うのは知らなかった・・・。
太鼓、これは知ってた。一張。
ピアノも一台、二台で良いらしい。
マメ知識になったのが、琴だ。
琴なんて、実物を見たことは、過去に数回あるかないかだけど、
琴の数え方・・・
面!
う~ん、琴だし、一台、二台、って言いそうにないよなぁ。なにか日本的な数え方をしてる気がする、って思ったんだけど、面とは・・・。
これは、考えもしなかったな。
コーヒーカップなんてのも、一個、一客、一杯、一組、一揃なんて、いろいろ数え方はあるんだけど、これの違いも調べてみた。
こんな事を1時間ぐらい調べて遊んでたんだけど、きっかけとなったバイオリンの数え方、丁。
これ、丁を使って数えるって、他に何があるのかな?
同居人に聞いてみた。
同居人:一丁目、二丁目やろ^^
なんか違うような気もするし、相手にしてるのも疲れるので、自分で調べてみた。
豆腐はオレでも知ってるぐらいだし、どうせ調べるなら役に立たないマメ知識を覚えたいw
で、印象に残ってるものを挙げてみると・・・。
アイロン!
これは一台、一挺(丁)と数えるらしい。
恥ずかしいけど、今まで一個、二個って数えてた(涙)
どういう理屈でアイロンを丁で数えるのかは、まだ調べてないけど、役に立たないマメ知識だな。
ハサミも丁で数えるらしい・・・。
普通に一個って数えてたw
あと、包丁・・・。
一本、二本で良さそうなもんだけど、これも丁だ。
ついでに、まな板も丁・・・。
バイオリンに、豆腐にハサミにまな板・・・
どんな共通点があるんだ!?
まぁ、学者じゃないし、細かい事は気にしないけど、うん、何かの機会に数える事が有ったらちょっとマメ知識を出してみようかww
そうそう、バイオリンの話で始まった話だけど、クラシックもよく聴くんだけどね。
カルロス・クライバーが大好き!
あのダンディな佇まい、憧れるのだ。
クラシックを聴くとか言うと、教条的なファンの人は、音楽の解釈がどうのこうのなんて言うけど、指揮者の顔やらしぐさからファンになる人間が居ても良いだろ。


次回の予定~
折原 一の「被告 A」を読んだ。
作者の剛腕で着地させる、新趣向のミステリだった。
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