理想の大学生像!~『僕たちは世界を変えることができない。』の話
向井理、松坂桃李主演の映画『僕たちは世界を変えることができない。』を観た。期待してなかったけど、思いのほか良く出来た映画だった。オレはちょびっと泣いたぞ(涙)気ままに暮らしてた大学生が、ふとしたことでカンボジアに小学校を建てるためにイベントやらボランティアに奮闘する物語。チャランポランな大学生が、カンボジアの現実を知って悩みながらも奮闘するストーリーは、ラストに小学校が完成するところで完結。実話を映画化したそうで、カンボジアでの描写はドキュメントタッチで、良いコントラストを与えている。チャランポランな大学生を演じる松坂桃李が、これまた演技の幅を見せてくれてるな。『日本のいちばん長い日』の畑中少佐役では、狂気じみた役を熱演してるけど、こちらでは肩の力の抜けた演技で観てても疲れない。ますますファンになったぞ。この映画は掘り出し物だったな。