『カエルの楽園』を一気読み!これは現代日本への警鐘!って話

今回は政治的な話が出てくるし、そういうのは嫌いって人は、読まない方が良いかもね。なにしろ取り上げる本は『カエルの楽園』だからなww
何年か前にかなり話題になった本だし、出版社も力を入れて宣伝してたからけっこう売れた本だ。
この本を書いたのは百田尚樹。名前だけ聞いても知らないって人も居るだろうけど、関西の超人気番組『探偵!ナイトスクープ』の放送作家だった人。関西でしか放送してないそうだから、そんな番組観たこと無いぞ!って人も居ると思うけど、こう言えば分かるだろ・・・
『永遠の0』を書いた人だ。映画化もされたベストセラーだな。

もちろんオレも読んでるけど、オレの中でのこの小説の評価は・・・

限りなくゼロに近い!ww

Amazonのレビューなんかでは、高評価がズラリと並んでるし、オレみたいに低評価を付けてる人はきわめて小数。

この小説のどこが良いんだ?

ってのが『永遠の0』に対するオレの評価。当時、ブクログに記録してたオレの感想を見てみると、こんな事を書いてた。

映画化されるようだし、評判になってるから読んでみたけど・・・
これ、評判になるほどの内容か!?
これまで戦争モノや特攻隊モノをいろいろと読んでるけど、その中でも出来としては下位の位置づけだけどな。
この本の内容・・・半分以上が他の戦記モノを資料としての記述。たくさんの資料等を整理して記述する整理力は認めるけど、それだけだ。
あの当時の戦争を知っている人達がこの本を読めば、どんな感想を持つのだろうか?
多分、良い気持ちは持たないんじゃないだろうか?
だって、内容がペラペラで薄い。
他の戦争モノをいろいろ読んだ自分からすれば、この作者の記述は、立ち位置が偏り過ぎている・・・。

うん、なかなかの辛口だなww

ここで言うところの作者の立ち位置ってのは、思想的立ち位置の事だ。
作者の百田尚樹、思想的には右だよな。NHKの経営委員に就任したり、ベストセラー作家なんでね、この人の発言は大きく取り上げられる事も多いんだけど、とにかく右寄りの発言が多い。じゃぁ、オレが百田尚樹の発言に反対なのか?って言うと・・・

大いに賛同してる!ww

『永遠の0』の出来は評価しないけど、百田尚樹氏の思想には賛同する部分が多いからな。だって・・・

オレも右!ww

そもそも右とか左とかで分ける事も半ば無意味かもしれない、とは思ってるけど、世の中ではオレのような思想は右って言われてるようだ。
だから、オレもTwitterのプロフィール欄に書いてるけどね。

嫌悪の対象ww

うん、これは冗談じゃなくてホントに嫌悪してる。
じゃぁ、そういう人と議論を戦わせるとか討論でもするのかと言うと、そんな面倒な事はしたくない。だって嫌悪の対象なんだぞ・・・。

相手にしたくないだけww

関わりたくないのだ。
そりゃね、若い頃ならディスカッションでも何でも参加するけど、この歳になってまで議論を闘わせるほど暇じゃない。
思ってるんだけど、そもそも議論しても話が通じる相手じゃないだろww



前置きが長くなった。
百田尚樹氏の本は『永遠の0』の他にも読んでるけど、この『カエルの楽園』は読んでなかった。百田氏の思想には賛成してるし、今さら読まなくても良いだろ・・・
って思ってたんだけどね。
この前だけど、ウチに通ってる中学生(3年生)が空き時間に本を読んでたんで、何の本かと訊ねてみた。それが『カエルの楽園』だったんだけどね。
聞いてみたぞ。

おい、こんな本を読んで意味が解るのか?

解るに決まってるでしょ!?

って怒られたぞww
まぁ中学生がホントに理解してるのかどうかは別の話として、オレも読んでみたくなった。わざわざ買ってまで読む気は無かったけど、借りて読むならタダだろww

読み終わったらオレに貸して!^^

って事で借りてきて読んだぞ。

帯の文句がなかなか刺激的だな。

全国民に問う、衝撃の結末!

裏を見るともっと刺激的だ。

平和とは何か。

愚かなのは誰か。

まぁ、百田氏の著作なんでね、読む前から解る。
愚かななのは「左翼思想に振り回されてる人間」って書いてるんだろうな。
主題は予想できるけど、要は・・・
どのように書いてるかだ。
今さらイデオロギーの復習をする気もないけど、興味があるのは、どんな物語に仕上げてるか。かなり売れてた本だし、これまでのように、あからさまに左側を批判はしてないと思うんだけど・・・。
読んでみたぞ!

 

 

ハードカバーだけど活字が大きいので3時間で読み終えた。
人間社会をカエルの国に置き換えて、上手い具合に書いてる。
まず感じたのは・・・

皮肉!ww

これまでの百田氏のように、対象を名指しで批判してない。名指しで批判しようにも、物語はカエルの国の出来事。
だけど、読む人が読めば・・・
って言うか、普通に生活してれば、あ~、これは〇〇〇の事だな!って解る。
登場するのはカエルだけど、モロにモデルが解るように書かれていて、作者の皮肉を感じ取ったぞ。

 

簡単に物語の流れをまとめると、
アマガエルのソクラテスとロベルトは、安住できる国を求めて旅に出る。
そこで辿り着いたのは、国民(ツチガエル)が平和に暮らす国、ナパージュ。
善良で優しい国民に歓迎されるソクラテスとロベルトだけど、ナパージュには「三戒」や「謝りソング」というものが有った・・・。
平和に暮らしていたナパージュだけど、ある日、南の沼にウシガエルが現れてからは、国を二分するほどの大騒動に発展して・・・
って物語だ。

 

ナパージュってのは、明かに日本だ。
JAPANを逆さに読めばNAPAJ・・・ナパージュww
まぁ、それは良いとして、うん、実にいろいろ書かれてるぞ。
まず、ナパージュに有る「三戒」だけど、これ完璧に憲法九条の事だろww
登場人物というかカエルたちも実に多彩だ。
ソクラテスとロベルトという外国カエルの視点で描かれてる訳だけど、その他の登場キャラを思いつくままに列挙すると・・・
スチームボート、これはアメリカだな。南の崖の上からいつもナパージュを守ってるww
ハンニバル三兄弟、うん、この兄弟は陸海空の自衛隊。
デイブレイク、こんなの朝日新聞で決まりだろww
南の沼に住んでるウシガエルは、さしずめ中国だな。って、それ以外にないww
まだまだ出てくるぞ。
エンエンってのは韓国だろww
意外なところでプランタン。危うく読み飛ばす所だったけど、プランタンってのは春って意味・・・。

これ村上春樹だろ!ww

ハンドレッド、これは作者・百田尚樹のことだな。
まだまだ有るぞ。
プロメテウスは自民党。ガルディアンは民主党(今は名前が変わったのかどうなのか知らないけど、まぁ、どうでもイイww)
地名にもモデルは有って、
西の小さな池は竹島。
南の崖は東シナ海。
ナポレオン広場は、これは広島だな。

 

最初のうちは読んでいても笑えるんだけど、後半に進むにつれて笑えなくなるぞ。
ナパージュのカエルたちが、

あまりにも愚かだから!

「三戒」ってのは、

カエルを信じろ
カエルと争うな
争うための力を持つな

って言うナパージュの教えだ。
どこかの国で左巻きの野党が喚いてるセリフと似てるなww
本書の中のナパージュのカエルたちは、
この教えが有るから、ナパージュは平和で安全だ
と信じているわけ。
憲法九条だな。
オレの感覚だと・・・

バカじゃね~か!?

って思うだけだww
まぁ、そういう呑気なナパージュに南の沼のウシガエルがチョッカイを出してくるんだけどね。尖閣諸島みたいなもんだな。誰が読んだって、ウシガエル=中国の事って解る。
そこへ「ウソしか言わない」自称知識人(カエル)のデイブレイク(朝日新聞)が、心配しなくても、「三戒」が有るから安全、と扇動ww
頼りのスチームボートは、自分も歳をとって昔のように強くないから、これからはお互いに協力しよう、ってな事をナパージュ国民に提案。まっ、スチームボートはアメリカだろ。

ウシガエルの領土への侵入はどんどん激しくなる。
そんなところへ、若いボンクラなカエルが騒ぎ出すわけ。スチームボートとかハンニバル兄弟(自衛隊)が居るから、ウシガエルと戦争になる。スチームボートとかハンニバル兄弟を国から追い出そう、なんて事をデカ声で言い出して暴れるわけだ。こんなのアレだろ・・・何年か前に国会前なんかで大騒ぎしてたSEALDs(シールズ)だろww
スチームボートを追い出して、ハンニバル兄弟を抹殺して大喜びのデイブレイク←これ朝日新聞ね。
さっ、ウシガエルの大群がどんどんナパージュの領土を侵略してきた。

これからどうなる!?

って物語だ。
書き方に皮肉が効いてて、途中までは面白く読めるんだけど、さすがにラストまで読むと気分が滅入るぞ。ラストに救いが無いからだ。




この本を読んでちょっと思い出した。中学か高校で習うけど、
silent majority(サイレント・マジョリティ)とnoisy minority(ノイジー・マイノリティ)って言葉だ。この本の中でも軽く触れられてるけど、声がデカくて騒ぐだけの「小数」と、自分の政治的意見をハッキリしない「その他一般多数」。少数意見も大事だし尊重しないといけないと考えるけど、その小数意見ばかり取り上げて、いかにも社会の多数の意見です、みたいに報道するワイドショーなんてのは大嫌いだ。

 

話が横道に逸れそうだけど、ついでにもう一つ。
沖縄なんかのニュースだと、やたらと基地反対のデモばっかり報道されてるけど、

基地賛成!

って人もたくさん居るからな。
テレビを観てると、もう、ほとんど全員が、基地反対!アメリカ出て行け!って騒いでるような印象を受けるけど、とんでもない話だ。
沖縄に5年住んでたオレの肌感覚!
騒いでるのは本土から沖縄に渡ってる「プロ市民」って連中だろ。それこそnoisy minorityじゃないかww
『カエルの楽園』のsilent majorityは、いよいよウシガエルに侵略されそうになって声を上げるけど、その辺の描写がもう少し書かれてたらなぁ、と思ってる。
まぁ、皮肉の効いた、よく考えられてる小説だった。
『永遠の0』の感想はボロクソに書いたけど、この『カエルの楽園』はオレの中では☆4個。Amazonのレビューを見ても、高評価が並んでるし・・・

安心した!ww

うん、まだまだ日本人に良識は有ると思ったぞww
そうそう、巻末にはお馴染みの文章が書かれてるんだけどね。
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
もちろん実在の人物やら団体とは関係ないだろうけど、誰が読んでも解るモデルが居るからなww
まぁ、そんなモデルが居る事自体が、日本の不幸だと思ってる。




いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

良識ってww
大袈裟でしょ、たかが本の感想なのに・・・

マサト
マサト

別に良いだろ
オレが思った事を書いてるだけだわ!

バイト君
バイト君

反対の思想の人からは、マサトさんは危険だって思われてるだろうけど・・・

マサト
マサト

別に意見が合わなかったら、関わり合いにならなければエエだけだわ
言うてるだろ、討論やら議論なんかするつもりも暇も無い
ただ、相手にしたくないだけだわ

バイト君
バイト君

それで、入校アンケートの支持政党ww

マサト
マサト

当たり前だろ
関わりたくないんだからな!

バイト君
バイト君

子供の責任じゃないのに・・・

マサト
マサト

オレの責任でもないだろ~が!
ちゃんと書いてるハズだ
嫌悪の対象ってな!ww

バイト君
バイト君

・・・・・・

 

 

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